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根太のカビを放っておくと大変!住宅と健康を守るための完全ガイド

※カビが発生してしまいお困りでお急ぎの方はこちらよりお問い合わせください。お電話でも受け付けております(TEL:0120-052-127

床が軋んだり、カビ臭がするけれど、目に見えない場所だからと放置していませんか?根太にカビが発生すると、見た目以上に深刻な被害へと発展する可能性があります。

【記事を読んで分かること】
この記事では、根太にカビが発生する原因から、放置によって起こりうる被害、健康リスク、防止策、除去方法までを詳しく解説しています。

【記事を読むメリット】
根太のカビによる住宅の構造的損傷や健康被害を未然に防ぎ、長く快適な住環境を守るための知識が得られます。専門業者への依頼が必要な判断基準もわかります。

1. 根太にカビが生える原因とは?

根太にカビが生える原因には、床下の湿気、通気不足、水漏れなどが深く関係しています。これらの環境が整うことでカビは繁殖しやすくなり、やがて木材の腐朽や住宅全体への被害に発展することもあるのです。

1-1. 床下の湿気と通気不良が引き起こすカビの発生

根太にカビが生える主な原因の一つが、床下の高湿度環境です。特に日本の梅雨時期や結露が発生しやすい冬場は、床下に湿気がこもりやすくなります。加えて、通気口が塞がれていたり、床下空間の換気が不十分であると、湿度が常に高い状態となり、カビが発生・繁殖しやすくなるのです。根太は木材で作られているため、水分を吸収しやすく、内部にまで湿気が入り込むと、カビの胞子が根を張りやすくなります。この状態を長期間放置すると、カビだけでなく腐朽菌も発生し、木材そのものの劣化が進行してしまいます。

1-2. 雨漏りや水漏れがもたらす根太の腐朽リスク

雨漏りや給排水管からの水漏れも、根太にカビを発生させる大きな原因です。特に水道管が通る床下で漏水が起きた場合、気づかないまま根太が湿気にさらされ続けることになります。湿った木材はカビの温床となりやすく、目に見えない場所で静かに繁殖が進んでいきます。さらに、漏水によって木材の含水率が上がると、カビだけでなく木材腐朽菌の活動も活発になり、構造材としての強度が著しく低下してしまう恐れがあります。こうした水回りのトラブルは一見些細に見えても、家の寿命を縮める深刻な要因となるため、早期の点検と対応が求められます。

2. 根太のカビを放置することの5つの危険

一見すると小さなカビでも、根太に発生して放置したままにしておくと、家全体の安全性や住環境、さらには健康にまで悪影響を及ぼす恐れがあります。ここでは、特に注意すべき5つの危険について詳しく解説します。

2-1. 建物の構造強度の低下と倒壊リスク

根太は床を支える重要な構造部分であり、ここにカビが発生して長期間放置すると、木材内部までカビの菌糸が入り込み、徐々に強度を失っていきます。カビは木材のセルロースを分解するため、目に見えない部分でも劣化が進行してしまいます。さらに腐朽菌が併発することで、根太が脆くなり、最悪の場合、床が沈む・抜けるなどの重大な被害に至ることもあります。こうなると、床全体の補修や構造の補強が必要になり、数十万円以上の修繕費用が発生するケースもあります。

2-2. シロアリなど害虫被害の誘発

カビが根太に生えると、その部分の木材は湿り気を帯び、柔らかくなります。これはシロアリなど木材を餌とする害虫にとって格好の侵入経路となるのです。特にシロアリは、湿った木材を好んで食害するため、カビの発生とともにシロアリ被害が進行するリスクが高まります。害虫は目に見えない場所で繁殖し、気づいたときにはすでに被害が広範囲に及んでいることも珍しくありません。根太がシロアリに食われると、床の軋みや傾きといった生活に支障をきたす不具合が発生し、建物の資産価値も大きく下がってしまいます。住宅全体の健康を守るためにも、根太のカビ放置は大きなリスクなのです。

3. 健康被害も?カビがもたらす人体への影響

根太にカビが生えている状態が続くと、カビの胞子が空気中に放出され、住んでいる人の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。特に抵抗力の弱い子どもや高齢者、アレルギー体質の方は注意が必要です。

3-1. カビによるアレルギーや喘息などのリスク

カビは空気中に微細な胞子を放出し、それを吸い込むことで、さまざまな健康トラブルを引き起こします。特に代表的なのがアレルギー性鼻炎や咳、目のかゆみといったアレルギー症状です。また、喘息を持つ人にとってはカビの胞子が刺激となり、症状が悪化する可能性もあります。これらの症状は軽視されがちですが、日常生活の質を著しく下げる要因となり、長期的に放置すると慢性化することもあります。特に室内で過ごす時間が長い小さなお子さまや高齢者にとっては、カビによる健康被害は看過できない問題です。

3-2. 空気中の胞子が室内全体に与える影響

根太など床下に発生したカビは、直接目に見えなくても空気を介して室内に影響を及ぼします。床下の隙間や通気口を通じて胞子が部屋中に広がり、知らず知らずのうちに吸い込んでしまうのです。特に梅雨時期や湿度の高い日は、胞子の飛散量も増える傾向にあります。カビの種類によっては、毒素を出す「真菌毒(マイコトキシン)」を生成するものもあり、体内に蓄積されることで慢性的な倦怠感や頭痛、皮膚トラブルの原因になることもあります。こうした見えない健康被害がじわじわと広がる前に、根太のカビ対策を徹底することが大切です。

4. 根太のカビを早期発見するチェックポイント

根太にカビが発生しても、床下という見えない場所のため気付きにくいのが現実です。しかし、いくつかの兆候を見逃さずにチェックすることで、深刻化する前に対応が可能になります。早期発見が被害の拡大を防ぐ最大のポイントです。

4-1. 見た目の変色・斑点・膨らみなどの兆候

点検口から床下を覗いた際、根太に黒や白、緑がかった斑点のようなものが見えた場合、それはカビの発生を示すサインです。また、木材の表面が膨らんでいたり、柔らかくなっていたりする場合も注意が必要です。これらはカビが根のように内部へ入り込み、木材を腐食させ始めている可能性があるからです。見た目に異常が見られた場合、放置せずに早めに専門業者に相談するのが安全です。特に新築から10年以上経過している住宅では、定期的な目視チェックが予防策として効果的です。

4-2. カビ臭や床の軋みなど間接的なサイン

床下のカビは、室内にいても間接的に気づくことがあります。特に多いのが「カビ臭」と呼ばれる独特のにおいです。押し入れや和室、玄関付近などに湿気がこもってカビ臭が漂う場合、床下の根太でカビが進行している可能性が考えられます。また、歩くと床がきしんだり沈み込むような感覚がある場合も、木材がカビや腐朽菌で劣化しているサインかもしれません。においや音といった感覚的な変化も、根太のカビを早期に発見する手がかりになりますので、普段から注意して観察することが大切です。

5. 根太のカビを防ぐためにできる湿気対策

根太のカビ発生を防ぐためには、湿気の管理が最も重要です。床下の湿度をコントロールすることで、カビの繁殖条件を断ち切ることができ、住宅の耐久性と快適な室内環境を守ることにつながります。

5-1. 通気性を高める床下環境の見直し

床下の通気性が悪いと湿気がこもり、カビや腐朽菌が繁殖しやすい環境になります。そのため、通気口の設置状況や換気の流れを見直すことが大切です。例えば、通気口が物置や植木鉢などで塞がれていないか、定期的に確認することが基本です。また、古い住宅では床下の通気口自体が小さかったり少なかったりする場合もあります。そうした場合には、床下換気口の増設や、床下換気扇の設置を検討することで、強制的に空気の流れを作り出し、湿気を効果的に排出できます。通気性の改善は、根太だけでなく家全体の健康状態を守るうえで重要な施策です。

5-2. 除湿器や床下換気扇などの導入効果

梅雨や冬季の結露が多発する地域では、自然換気だけでは湿度を下げきれないこともあります。そのような場合には、床下専用の除湿器や換気扇の導入が非常に有効です。除湿器は湿度が高くなった時に自動で作動し、床下の湿度を一定に保つことが可能です。また、床下換気扇はタイマーや湿度センサーと連動して稼働するため、効率的に湿気を排出できます。こうした機器は一度設置すれば長期間にわたってメンテナンスが比較的少なく済むため、コストパフォーマンスの高い湿気対策といえるでしょう。さらに、防湿シートを併用することで、地面から上がってくる湿気を遮断する効果も期待できます。

6. 根太のカビ除去は自分でできる?業者に依頼すべきケース

根太にカビが発生した場合、「自分でなんとかできないか」と考える方も多いでしょう。確かに軽度なケースであれば市販のカビ取り剤などでの対応も可能ですが、状況によっては専門業者への依頼が必要になります。ここではその判断基準を解説します。

6-1. 軽度な表面カビの応急処置方法

カビが表面に少し付着している程度で、根太の内部まで浸食していない場合は、応急的に自分で対応することも可能です。市販の木材用カビ取り剤を使い、ゴム手袋とマスクを着用したうえで拭き取り処理を行いましょう。ただし、このときは必ず換気を行い、作業後にはしっかり乾燥させることが重要です。また、処理後には防カビ剤を塗布することで、再発防止に効果があります。ただし、木材の奥に根を張ったカビや、範囲が広い場合は素人の対処では完全に除去しきれず、逆にカビを広げてしまうリスクもあります。

6-2. 専門業者に依頼するべき判断基準

カビの色が黒や緑など濃く、範囲が広がっていたり、木材が湿って柔らかくなっている場合は、すでに内部にまでカビが進行している可能性が高いため、専門業者への依頼が推奨されます。また、カビ臭が部屋中に漂っている、床が沈む、軋むなどの症状がある場合も、根太以外の構造材にまで影響が出ているおそれがあります。業者による調査では、カビの種類や根の深さ、建材のダメージの程度を正確に判断できるため、適切な処置が可能です。特にMIST工法®など、素材を傷めず根本から除去できる技術を持つ専門業者であれば、安全かつ確実にカビ問題を解決できます。

カビ取り・カビ対策はカビバスターズ

カビバスターズは、独自に開発した「MIST工法®」を用いて、建材や素材を傷めることなくカビを根こそぎ除去する専門サービスを提供しています。他社のように一律の薬剤を使用するのではなく、カビの種類や繁殖状況、対象物の材質に合わせて専用剤をその都度調整。こすったり削ったりせず、木材や布などの繊細な素材を守りながら、安全にカビを除去します。

使用する専用剤は、強力な分解・死滅力を持ちながらも、人体や環境にやさしい成分で構成されています。工業排水試験などでも安全性が確認されており、小さなお子様や高齢者が利用する施設でも安心して導入いただけます。

さらに、除去後には霧状の防カビ専用剤を用いて、素材の奥深くまで防カビ処理を実施。これにより、即効性・持続性・高い安全性を兼ね備えた再発防止が可能になります。浮遊しているカビ胞子に対しても空間全体で対処し、細胞膜を破壊・増殖を阻害することで、徹底的な衛生環境を実現します。

歴史的建造物や文化財といったデリケートな構造物のカビ対策にも対応可能なMIST工法®で、家と人の健康を長く守る。それがカビバスターズの使命です。根太のカビでお困りの際は、ぜひ私たちにご相談ください。

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年間3000件の実績がある我々カビバスターズはカビ取りのプロとして様々なカビの問題を解決してきました。カビは原因を追求し適切な処置をしないと必ず再発してしまいます。弊社独自の工法では素材を痛めず根こそぎカビ取りが可能です。カビでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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