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カビによる健康被害のひとつに「アスペルギルス症」というものがあります。カビによる肺炎ということで怖く感じますが、実はアスペルギルスは自然界に多く存在しているカビの一種なのです。通常はこのアスペルギルスは人に対して病気の原因とはなりにくい菌です。しかし、免疫力が低下している場合、アスペルギルスを吸い込むことで肺の感染症を引き起こす可能性が高くなってしまいます。
深刻な呼吸困難に
通常カビは梅雨時~夏が繁殖期といわれていますが、秋にも多く存在しています。(秋のカビについてはこちらをご覧ください)アスペルギルスは40〜50度の高温や湿度50%を切る乾燥した環境でも死滅しないのが特徴です。そのため季節を問わずどこにでも繁殖しており、日々体内に吸い込んでいるということです。そのため、未然に防ぐことがなかなか難しいものでもあります。アレルギー性の気管支肺アスペルギルス症では、咳や喘鳴などアレルギー性の呼吸器症状が見られるのが特徴です。さらに侵襲性アスペルギルス症では免疫に問題がある人で、主に肺においてアスペルギルスが組織を侵し破壊することが報告されています。肺における侵襲性アスペルギルス症の主な症状としては発熱、胸痛、咳、息切れ等が挙げられます。
肺真菌症の種類
①肺アスペルギルス症
肺アスペルギルス症には慢性肺アスペルギルス症と侵襲性肺アスペルギルス症(IPA)が挙げられます。慢性肺アスペルギルス症は肺結核後、肺気腫、気管支拡張症、塵肺、胸部の手術後などで肺に空洞がある場合に発症することが多く、侵襲性肺アスペルギルス症(IPA)は血液疾患、ステロイドや免疫抑制薬の投与や臓器移植後などの免疫不全が発症のリスクとなり、発熱、血痰、咳嗽、胸痛、呼吸困難などの症状が急速に進行てしまいます。
②肺クリプトコッカス症
肺クリプトコッカス症(肺クリプトコックス症)の特徴として基礎疾患の無い健常人でも発症することがあります。鳩などの鳥の糞便中や土壌中に含まれるCryptococcus neoformans(クリプトコッカス-ネオフォルマンス)を吸入することで感染すると言われています。咳嗽や喀痰の症状がありますが、無症状の場合も多いのが特徴です。
ハウスダストに注意
どこにでも潜んでいる、そして誰にでも起こりうるアスペルギルスによる肺炎・健康被害を未然に防ぐにはまず身の回りの可能性をひとつずつ潰して行くことが必要不可欠となります。ハウスダストはカビが発生する原因のひとつとなるため、こまめな清掃が重要です。空気清浄機を使用する際も、しっかりとフィルターの掃除も行い、またエアコンを使用する季節が来る前にエアコンのフィルター掃除を心がけましょう。また昨今では高機密・高断熱住宅の床下のカビによる健康被害のお問合せも非常に多くなっております。空気質を改善し、カビから住宅、建物、そして身体を守っていくことが必要不可欠となっています。
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